町田市にてベランダの施工不良による雨漏り修理
2024/08/19
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
町田市にお住まいの方より、築5年のご自宅の雨漏り修理のご依頼をいただきました。
室内の床から雨漏りが発生しており、調査を行ったところ、ベランダが原因でした
ベランダのドレンにつながっている排水管の施工不良と床が水勾配が足りておらず、そのために水の流れが悪くなっていました。
こちらのお家はツーバイフォー工法の住宅で、ベニヤ板が室内内部の床と繋がっているため、ベランダの水が室内にまで雨水がながれこんできてしまって発覚しました。
ベランダはシート防水の上にタイルが張られており、一度撤去した後、ベランダ下地からやり直しFRP防水を行い、タイルを張り直しました。
また室内の床も張り替え後にフローリング復旧工事を行っています。
施工前の様子
こちらが雨漏りを起こしていたベランダです。
現在のアルミ笠木も継ぎ目などが劣化しているため交換していきます。
こちらは室内のフローリングを撤去したところです。
写真の左側にベランダがあり、ベランダからの水が室内に入り込んで床を濡らしています。
床に腐食が見られるので、下地のベニヤから張り替えていきます。
施工の様子
ベランダ雨漏り修理
施工箇所が二階ベランダですので、すぐ下にあるカーポートのパネルを一時的に取り外して足場を立てます。
まずは上に敷いてあるタイルを撤去します。
タイルは傷んでいないので再利用をします。併せてアルミ笠木も撤去します。
防水の下地のベニヤ板も撤去します。
長年の雨のしみ込みで、下地の板に腐食が見られます。
既存防水や下地床も撤去し、水勾配をしっかりつけながらベランダの下地をやり直します。
やり直した土台の上からベニヤを貼ります。
FRP防水を行った後で、タイルを貼ります。
ベランダの排水溝も位置を変えていきます。
雨樋と接続してしっかり水が流れるようにします。
笠木は、透湿防水シートを貼った上から樹脂の下地を取り付けます。
仕上げに、外壁材と同じ素材のサイディングを張ります。
シーリングを打って防水処理を行います。
雨漏りした床の張り替え
雨漏りした居室の床も張り替えていきます。雨が浸み込んで劣化したベニヤ板を撤去します。
新しいベニヤ板を張り、上からにフローリングを張って復旧いたしました。
施工後
こちらが施工後の様子です。
最後に散水テストを行って、水が適切に排水されることを確認しました。
カーポートのパネルも復旧しています。
施工担当者より
この度はHome Fixにご依頼いただき誠にありがとうございました。
今回の雨漏りの原因はベランダの施工不良でした。
ベランダやバルコニーは屋外にあるため、水に晒されやすく、雨漏りを起こしやすい箇所です。
経年劣化だけでなく、排水がしっかりできるように施工されていないと雨漏りの原因になってしまいます。
▷参考記事:ベランダ、バルコニーで起こる雨漏りの原因や危険性、対処方法
今回構造的に、室内内部とベニヤがつながっており、室内にまで水が侵入してきたので発覚しましたが、床下やベランダ内部で雨漏りが起こっている場合発見が難しくなります。
こうした雨漏りを発見し、適切な工事を行うには、家の構造を把握している必要があります。
雨漏りの発見や修理には経験と知識が重要です。
▷参考記事:雨漏り修理業者の失敗しない選び方とは?業者選びの8つポイントと失敗例
町田市での雨漏り修理や雨漏り調査は、家のことを知り尽くした経験豊富なHome Fixにお任せ下さい!
現場住所 | 東京都町田市 |
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施工内容 | ベランダ補修(床張り替え、FRP防水など)、室内床補修・張替え |
施工箇所詳細 | ベランダ、床 |
施工期間 | 1週間 |