町田市にて施工不良による換気扇からの雨漏り修理
2024/08/07
お客様のお悩みとご依頼のきっかけ、弊社からのご提案
こちらのお客様は、築30年のご自宅のトイレのクロスにカビが発生して気になっていて、なんとなく雨漏りかと感づいてはおられましたが、カビ程度ならと見て見ぬふりをされておられ、約5年ほど雨漏りがしていました。
原因はトイレに設置された換気扇の取り付けの際に、換気フードのシーリングの処理が甘かったことが原因で雨漏りをしていました。
換気フードの隙間から入り込んだ雨がモルタルとベニヤに入り込み、下地がかなり腐食してしまっていました。
下地の取り換えが必要な状態でしたので、一度壁を撤去して壁の大工工事を行い、換気フードを適切に取り付けました。
町田市にて換気扇からの雨漏り修理を行った様子をご紹介いたします。
施工前の様子
こちらが雨漏りを起こしていたトイレの様子です。
クロスがはがれてカビが発生しています。
クロスを剥がすとクロスの裏側までカビが広がっています。
下地のベニヤが腐食しています。
作業のためにトイレを一時的に撤去します。
新築時の建物では、モルタルとベニヤ板の間に雨漏りした場合には、症状が室内にでにくく、知らない間に下地が全部腐ってしまうケースが多く見られます。
ここまでくると大工事が必要になります。
幸いにして躯体までは腐食していなかったため、腐食している部分の壁の補修を行います。
施工の様子
施工の様子をご紹介します。
外側のモルタル外壁も雨漏り箇所だけカットしていきます。
こちらは雨漏りが起こっていた換気口の周辺です。
腐食が進行し、かなり危険な状態です。
腐食した木材を撤去し、壁の下地を組みます。そして断熱材を施工。
そして外壁はモルタルの左官工事を行います。
モルタルを塗った段階で、一度シーリングを換気フードの周囲に打ちます。
これがシーリングによる一時防水で、フード取り付け後に継ぎ目に再度シーリングを打ちます。こうしてシーリングの2次防水を行います。
20~30年前の建売では外側だけのシーリングが多く見られますので、注意してください。
こうしたシーリングによる防水処理が適切に行わていないと、今回のような雨漏りの原因になってしまいます。
そしてモルタルの上から周りの壁に合わせて吹き付け塗装を行い仕上げます。
取り付けた換気フードに再度シーリングを打ちます。
外壁に大きなひび割れがありましたので、こちらもVカットで補修を行っています。
▷参考記事:外壁のひび割れを放置すると雨漏りの原因に!修理方法や費用相場を解説
室内も新しいベニヤを施工し、石膏ボートを張ります。
室内は、新しい下地の上に石膏ボートを張り、上からクロスを貼って仕上げます。
床は目地をパテで処理した後、フロアタイルを上張りしています。
クロスを貼り、トイレも元通りに設置して完工です。
施工後
こちらが施工後の様子です。
施工担当者より
この度はHome Fixにご依頼いただき誠にありがとうございました。
今回、危険な状態でしたが、躯体の腐食には至っていませんでしたので、良かったです。施主様も安心されていました。
換気フードは意外と雨漏りを起こしやすい箇所です。
防水処理をしっかり行っていないと水がはいってしまうデメリットがあります。
どの状態とタイミングでシーリングを行っているか、適切にシーリングされているかによって、数年後に雨漏りという結果になって表れてしまいます。
▷参考記事:換気扇から雨漏りが起こる原因と対処方法
日本の住宅の8割の室内ではビニールクロスを使用されています。クロスにカビが染み込むように浮きでている、黒く変色しているなどの異変があれば基本的に雨漏りしていると考えられます。
異変が見られましたら必ず確認してもらうことをおすすめしています。
▷参考記事:自分でできる雨漏りのセルフチェック
雨漏りでお悩みの方や瑕疵、欠陥住宅の疑いなどでご心配されている方がおられましたら一度Home Fixまでご連絡下さい。
熟練職人の目線で原因を明確にお答え致します。調査報告書の作成も承っております。
町田市での雨漏り修理はHome Fixにお任せ下さい!
現場住所 | 東京都町田市 |
---|---|
施工内容 | 換気扇からの雨漏り修理、大工工事、外壁工事、左官工事、内装工事 |
施工箇所詳細 | トイレの壁、外壁、床など |